皆さんこんにちは。葛飾柴又出身スタッフの中川です。
先日、ネットニュースになぜ正月になると「男はつらいよ」を観たくなるのか。といった記事があった。
記事には、もはや形骸化した正月映画である「男はつらいよ」では寅さんが日本各地でロケが行われ、故郷に帰る気分を味わえるや、どこか懐かしさを感じ哀愁があるからであるとあった。
私にして思えば、地方から柴又へ帰郷し、妹に心配をかけながらも、また地方へ行く寅さんの背中が自分と重なって哀愁を感じるのである。
渥美清が亡くなって四半世紀以上経った今も、日本人の心を掴んで離さない作品があることに感銘を受けながら、今年の正月も例年通り柴又帝釈天へ参拝をし、草団子やせんべい、お線香が混じった故郷の懐かしい空気を吸って新しい1年のスタートを切ります。